神保町は、
わたしにとって、気張らず自然体で居られる街。

気持ちが張り詰めた日々のあとには、
肩の力を抜きに出かけたくなる。


そもそも縁が深い上に(自身の挙式もこの界隈!)、
各種古書店、
小さな喫茶店、
カウンターだけのカレー屋と、
街全体が “おひとりさま上等” 仕様になってるのが、なんとも落ち着く。


この街の礼儀は、
適切な距離感を保って、
お互いをそっとしておくこと、なんじゃないかな。

神保町 文房堂

神保町散策の起点ともなる、
三省堂書店 神保町本店の裏手に、
画材・文具専門店「文房堂(ぶんぽうどう)」はあります。

創業を明治20年に遡る、老舗も老舗。


建築マップなどにも度々登場する、
スクラッチタイルの外壁に、
アールを描いた窓が印象的なビル。

神保町 文房堂

内部から漏れるオレンジの灯りに、
「ヨーロッパの小さな美術館みたい〜」と、訪れる度、胸が高鳴ります。


「文房堂に、カフェがオープンしたんですよ」と教えてくれたのは、
あらゆる面で大好きすぎる&最高すぎる、
名店「STYLE'S CAKES & CO. (スタイルズケイクス&カンパニー) 」のオーナーご夫婦でした。


そして、スタイルズのケーキが、そのカフェで食べれるとのこと!
金曜日は、オリジナルのタルトを提供するとのこと!


そ、それは!なんたる吉報!


当時、職場がこの近辺だったこともあり、
早々に足を運びました。

エレベーターを使い、お初の3階へ。


ワンフロアに、
座席間のスペースは広々、
見るからに風通しのいい空間です。

文房堂ギャラリーカフェ

ギャラリー併設のメインスペースのほかに、
すずらん通りが見下ろせる窓辺には、カウンター席が。

文房堂ギャラリーカフェ

ガラスの向こうの木々の緑に惹かれ、
カウンター席に腰を下ろしました。
(カフェで感じる緑、大好きなんですよね〜。大自然は苦手なくせに笑)

文房堂ギャラリーカフェ

文房堂ギャラリーカフェ

スタイルズのケーキはいつもながら絶品だし、
テーブルの木目とやわらかな照明にホッとするし、
さりげなくて細やかな接客も心地いいし、
初回ながら、すっかり長い時間を過ごしてしまいました。

文房堂ギャラリーカフェ

以来、
仕事終わりに、
お休みの日にと、しばしば同店を訪れています。


今年の発見は、紅茶のおいしさ。

文房堂ギャラリーカフェ

いつもなんとなくホットコーヒーをお願いしていたけど、
素敵な友人から「文房堂カフェのアールグレイおいしいよ」と教えてもらい、
最近はもっぱら紅茶ばかりです。


メニューリストも、紅茶のポットも、コーヒーカップも、
例えば、綿密に世界観が構築された「Café Cova(カフェ コヴァ)」などと比べると、
本当に普通、というかニュートラル。

そして、そこがいい。


決められたお店のルールなど、何もなく、
どんな風に過ごしてもいい。

文房堂ギャラリーカフェ

ギャラリーサイドでは、
賑やかにおしゃべりを楽しむマダム達がいるし、
カウンター席では、
読書やお仕事に没頭していたり、
ぼんやりと外を眺める一人客が居る。


インプットもなくアウトプットもせず、
ただ自分で居ることを楽しむ時間。


そんな時間を過ごせる空間が存在していて、
それを作り上げている人たちが居ることが、
しみじみとありがたいです。

文房堂ギャラリーカフェ

さて、
カフェを出たあとは、
エレベーターを使わず、
階段沿いに展開するポストカード群を眺めながら、1階へ向かいます。

Dufy(デュフィ)など、欧州の画家の作品も多いし、
オーナーの趣味?なのか、
にゃんこのカードも多い!

dufy

季節ごとにラインナップも少しずつ変わるので、
ピンと来たものを一枚、二枚と都度買い求めたりしています。


先日、地下一階の文具売り場で見つけて、
一目惚れしたのがPentelの「Hybrid Dual Metallic」。


オーロラやサンセット、月、海など、
“自然の輝き” をモチーフにした色合いも堪らないし、
“ Make your life a fantasy(日常をファンタジーに)” なんて、
コンセプトにもキュンとくる!


店頭のデモンストレーションで見かけた、
黒い紙の上で、キラキラ瞬く様子も夢のようだったな〜〜。

hybrid dual metallic

Get back in the driver’s seat.


最近、
偶然たどり着いたサイト「POOSH(プーシュ)」で出会い、
お気に入りのノートに書き留めた言葉。


全然知らなかったけど、
アメリカのセレブ、コートニー・カーダシアンが立ち上げた、
ライフスタイルサイトだとか。


ざっと目を通しただけでも、
今の自分が特に欲する、
“どんな個性の自分も受け入れて、愛そうよ!” と言った趣旨の記事が多いみたい。


「セレブ」とか「ゴシップ」とか「SATC」とか(大雑把にくくりすぎ?)、
ほとんど興味がないまま生きてきたけど、
必要な時に必要な言葉が、向こうからやってくる不思議。


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文房堂 Gallery Cafe(ぶんぽうどう ギャラリーカフェ)



大体の予算:ケーキと珈琲で1300円ほど
*STYLE'S CAKES & CO.  のケーキは平日のみの提供

HP・Instagramなど:
【Web】http://www.bumpodo.co.jp/cafe/
【Instagram】https://www.instagram.com/bumpodo/(文房堂公式)

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